こんにちは。
ここ数日で湿度もなんとなく高くなって、六月の雨の季節も意識できます。
この時期は熱中症になってしまう方も多いというので(暑くなりきる前は、まだ体が暑さに慣れていないのだとか)、皆さまお気を付けくださいね!
(先日一時間ほど外を歩いていたんですが、すっかり暑さにやられました。運動不足ともいいますが(笑))
さてさて。
六月といえば、前回のブログでも話題に載せましたが、そろそろ父の日が近づいてきましたね。
というわけで、今回はそんな父の日にちなんだお話を選んでみました。
今回のMYRTE的絵本のススメは、
「おまえうまそうだな」
です。
卵から孵ったアンキロサウルスの赤ちゃんと、それを食べようとするティラノサウルス。
草食動物と肉食動物が出会ったらそこには「食うものと食われるもの」の関係しか生まれないはず、でした。
けれど、ティラノサウルスの言った「おまえうまそうだな」の言葉をアンキロサウルスの赤ちゃんは「ウマソウ」と名前を呼ばれたと勘違いし、ティラノサウルスを「お父さん」と慕いはじめます。
そんなちぐはぐな二人の物語、です。
「父性」っていつどうやってうまれてくるものなのでしょうか?
人によって感じ方は違うとは思いますが、「母性」は自分のお腹の中で子どもが育ちはじめてそれとともに母としての自覚も育っていくとは思いますが、お父さんはその時期の実感は難しいかもしれません。
けれど、子どもが生まれて抱っこをしてその重みを感じたときに、「守らなくては」と思う、それが父性なのかなぁ、と思います。
このお話のティラノサウルスは、意図せずして「お父さん」になってしまいますが、徐々に他の肉食恐竜から守ろうとしたりと、本当に「お父さん」になっていきます。
親は子どもと共に「親になる」と言いますが、そうやってだんだんと愛情と絆を育てていくのが親子なのかなぁと、考えてしまいました。
お話は、ティラノサウルスとアンキロサウルスの赤ちゃんのやり取りが、おかしくもありちょっぴり切なくもあり。
お子さんにも人気のあるこちらの絵本。
一緒に読むときは、純粋にお話を楽しむだけでよいと思いますが、「家のパパもティラノサウルスみたいに頑張ってるんだよー」と一言添えてもよいかもしれません。
ほら、だって、父の日が近いですから、ね?
以下、お店に紹介した文章です。
おとうさん!
草食動物であるアンキロサウルスの赤ちゃんとそれを食べようとしたティラノサウルス。
けれど、「おまえうまそうだな」のティラノサウルスの言葉を、自分が「ウマソウ」と呼ばれたとアンキロサウルスの赤ちゃんが勘違いしたことからお話は始まります。
仮のお父さんを慕うアンキロサウルスの赤ちゃん、流れ上父となって何故か保護者となったティラノサウルス。
ちぐはぐな関係は、おかしくもありちょっぴり切なくもあり。
父の日にちなんだお話を、ということで選んだこのお話、ビビッドな色使いが鮮やかでお子さんにも人気です。
お父さんもぜひ読み聞かせしてあげてくださいね!
詳細は
こちらから
いかがでしたか?
気が付いたら20冊目!
また次回もご覧くださいねー!
以上、ブログ担当スタッフ、にょろでした。
MYRTE
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posted by MYRTE at 13:12|
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